2014年12月16日
オピネルで遊ぶ
その時グッサンはビクトリノックス持ってるんで触手は伸ばさないとも書いてました。
が、買っちゃいました。
色つきじゃなくて普通に安い炭素鋼のNO.7。
定番の8よりひと回り小さいサイズです。
ブレードは手入れが楽なステンレスと、
放って置くと錆びちゃう炭素鋼の2種類があります。
ステンレスの方が若干値段は高いみたい。
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ステンレスより炭素鋼の方が安かったんで炭素鋼を選びました。
炭素鋼の方がステンレスより切れ味が良いだとか、
ブレードが錆びないように黒錆加工するだとか、
柄の部分をオイル付けにするだとか・・・・
具具って見るといろんなことが書いてありますね。
切れ味には特に拘らないけど、
錆はやだ・・・
刃の出し入れ固いのやだけど、
オイル漬けも味気ない。
黒錆加工の方法は人によっていろいろですが、
基本は紅茶などのタンニン酸で黒錆皮膜を作るってこと。
酸化作用を促進させるためレモンや酢などを適弁加えることで、
数時間で黒錆皮膜が作られるらしい。
漬け込む前にブレードの油分を綺麗に落とさないと、
皮膜に斑ができるらしい。
要するに刃を脱脂してレモンティーにつければいいってことね。
っていうんでグッサンもカスタムしてみました。
グッサンは分解なんてしません。
コップに熱々の紅茶を入れて、紅茶に対して3割ほどのポッカレモンをドボドボ。
液の完成。
ブレードの油分落しも何やら脱脂専用溶剤があるみたいですが、
グッサンは持ってないし、安いナイフにそんなにお金かけてられませんww
なもんで前に買った残りの紙ヤスリでゴシゴシ・・・・
台所用洗剤でゴシゴシ・・・・・
練り歯磨き粉でゴシゴシ・・・・・歯磨き粉がピカールの代わりに使えるって知ってました?
で、熱々のレモンティーにドボン。
柄の部分が多少浸かっても気にしません。
2回ほどレモンティーをおかわりして2時間ほどで完了。
柄の部分が紅茶を吸ってブレードの出し入れがきつくなっちゃいました。
コレを防ぐために柄オイル漬けにして水分を吸わないようにするらしい。
グッサンはCRC556と食用油を歯ブラシにつけて、
ブレードを留めているピン回りをゴシゴシ。
何回か出し入れしてやったら,スムーズに出し入れが出来るようになりました。
柄の部分は,以前ダルトンビーチチェアに塗りたくった蜜蝋クリームが残ってるんで、
それを塗ることにしました。
塗り塗りする前に400番の紙やすりでゴシゴシ・・・・・・・・・・・・・
色も白っぽくて冴えないんで、濃い目の紅茶に1時間ほど漬け込んでみました。
でもって柄を完全に乾燥させるためトースターでチン。
紅茶にに浸けてみたのに深い意味はありません。
黒錆で紅茶使ったんで、なんとなく試してみただけです。
最後に蜜蝋クリームを塗っては30分ほど乾かし、
塗っては乾かすを数回繰り返してみました。
コレといって難しいことないし高級ナイフじゃないんで、
それほど神経質ならずにサクサクっと出来ちゃうカスタマイズですね。
したがって途中経過の写真は一切無し。
最後は柄に穴をあけて紐を通せば
「オピネル♯7 ハイカーボンスチール、黒錆&蜜蝋フィニッシュ、ロゴ無し無地、紐つき」
グッサンカスタムオピネルの完成です。サイズも小さいのから大きいのまであって、ブレードもステンレスと炭素鋼が選べて、値段も手頃。
気軽にカスタマイズが楽しめるナイフですね。
追記
ワンポイント装飾を施してみました。
でも、青サビでも錆びちゃうので、少しだけ油で吹いた方がよいですよ。
サラダ油でぬらしたキッチンペーパーで吹いて軽く乾拭きするくらいでも全然持ちが違います。
油で少しつや出す程度の感覚の油ッけでOKですよ。
本当は水置換系(すいちかんけい)の油がさび防止には良いのですが、食用じゃないからダメでしょう。
錆びない種類のSUSって焼きが入らないので、(焼きが入ってる)炭素鋼の方が硬いです。
錆びる種類のSUSなら焼きが入るけど、それなら同じ焼き入れた炭素鋼の方が硬いです。(一般的に)
ちなみに、サビ防止で簡単な方法ではメッキが最も効果的ですが、
メッキをすると刃先が丸くなるので切れ味は格段に落ちます。
ということでー参考になれば。
やたら詳しいですね~
オピネル安いんで気軽にいじれるとこが気に入りました。
キャンプで使う使わないは別として、他のサイズも欲しくなっちゃいましたw
しばらく逢ってないないけどたまには道志に来てくださいね~